この夏いちおし!親子で楽しめる『原鉄道模型博物館』
横浜にある「原鉄道模型博物館」をご存知でしょうか?
原信太郎氏が製作・所蔵した世界一ともいわれる膨大な鉄道模型と、鉄道関係コレクションを一般に公開する博物館です。
模型?と侮ることなかれ。架線から電気をとり、鉄のレールを鉄の車輪で走行するその姿は「電車」そのもの。
ギア、板バネ、ベアリング、揺れ枕、ブレーキ・・・外からは見えない部分にも本物の鉄道で使われている技術を搭載している、その走りではレールのつなぎ目の音がゴトンゴトンと鳴り、本物と同じ走行音を感じることができます。
また日本・ヨーロッパ・アメリカを中心とした世界中の鉄道車両を再現したコレクションは世界の鉄道を楽しむことができます。
一番ゲージ(縮尺約1/32)の鉄道模型が実際に走行する、一般公開されている室内施設としては世界最大級のジオラマだとか。
この世界最大級のジオラマを子どもたちが大好きな「きかんしゃトーマス」が走り抜けるとなれば、電車好きのお子さんを持つパパママは「ちょっと気になるかも…」と思わずにはいられませんよね。
『きかんしゃトーマススペシャルギャラリー』に行ってみた!
世界最大級の一番ゲージジオラマを走るのは、イギリスで実際にテレビシリーズの撮影に使われていたトーマスと仲間たち。
線路や駅、街やそこで暮らす人々が精巧に作られた″いちばんテツモパーク“。夕日が沈み夜になると車窓には明かりが灯り、また朝が来て街が光に包まれるリアル感は、実在するどこかの街に迷い込んだかのような気分になってしまいました。
一緒に行った7歳の娘、3歳の息子も想像を遥かに超える広大なジオラマと、本物の走行音、そしてたくさんの電車に大興奮!博物館で貸してくれるオペラグラスを使って駅の向こうや山の上にいる電車たちを探していました。
小さい子も同じ目線で世界観を楽しめるのが嬉しい!
実物大の車両展示では大きさを感じたり、普段は見られない車輪や細部をじっくり観察できるメリットがありますが、あまりの大きさに怖がってしまったり、抱っこしないと全容が見えなかったりというデメリットもありますよね。
原鉄道模型博物館のジオラマは、子どもが自分の目線から自由に楽しむことができます。
あそこにトーマスがいる!あの橋をパーシーが渡ってくる!景色を眺めながら自分でたくさんの発見ができることも嬉しいポイントでした。
遠くまで見渡せる観覧席も。疲れたら座って休憩できる、有り難いスペース。
写真撮影OKなのが嬉しい!
開館当初は撮影禁止だった原鉄道博物館ですが、たくさんのリクエストを受け、平成25年11月より全館の撮影を解禁したとのこと。子供が夢中になっている様子を写真に収めることができるばかりか、模型やジオラマの迫力を持ち帰って「楽しかったね、すごかったね」と子供と思い出話が出来るのも嬉しい。なんとも太っ腹な博物館です。
再入場OKが嬉しい!
熱中して帰らない子もいる一方、飽きっぽいのもまた子供…
原鉄道模型博物館は再入場が出来るのも嬉しいポイント。
博物館の外にはプラレールも。遊びたいがためにいったん退場…それでも再入場できるのが有り難い。
JR横浜駅から徒歩5分とアクセスの良い場所にあるので、少し遊んだらお昼を食べに外に出たり、気分転換に周りを散歩したりして、その後また博物館に戻ってくることも可能です。一日たっぷり横浜を楽しむ、夏休みのお出かけ先にピッタリですね。
大人も堪能できるのが嬉しい!
ジオラマ以外にもその数に圧巻の鉄道模型をはじめとする鉄道関連のたくさんの展示があり、鉄道模型を通じて鉄道の歴史や技術に触れることができるのも原鉄道模型博物館の魅力。これが個人の所有とは驚きですが、「好き」も突き詰めるとここまでになるのか…と、子どもの「好き」を延ばしてあげたいと願う親としては深く考えさせられるものがありました。
見ごたえ十分な展示は大人も存分に楽しめます!
入り口ではトップハムハット卿がお出迎え。興奮のあまりなぜか顔を隠す息子…(笑)
現在、料金が変わっています。公式サイトをご確認ください。
きかんしゃトーマススペシャルギャラリーは8月31日までの限定イベント!
親子で楽しめる原鉄道模型博物館にこの夏ぜひ足を運んでみては?
現在は終了しています。